観光|波浮港


川端康成の名著、『伊豆の踊り子』ゆかりの港町
波浮港はもともとは火口湖だったのが、江戸時代の津波と地震の影響によって海と繋がった経緯があり、元湖ならではの円形の入江が特徴的です。
与謝野昌子や幸田露伴など、時の文豪たちが訪れた地としても有名で、文学の散歩道という散策路があります。また、川端康成の代表作『伊豆の踊り子』に登場する旅芸者や踊り子のモデルとなった女性が踊っていたという旅館・旧港屋旅館があり、現在は「踊り子の里資料館」として立ち寄ることができます。



波浮港は江戸時代の開港から昭和中期まで栄え、多い時には300ほどの漁船が湾内にあったようです。現在はゆっくりとした時間が流れていて、町を散策しながら当時の面影を探るのが楽しい、落ち着ける場所です。

住所:東京都大島町波浮港

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